生涯通用する自分の「存在価値」を高めよう
「このままでは終われない」「これからの人生を変えたい」「自分に合ったキャリアを積みたい」「自分にあった職業に就きたい」「将来副業や起業をしたい」社会人の方へ
「目の前のことに一生懸命生きてきた」「なんとなく流れで今の仕事をしてきた」方が、ふと立ち止まって「あれ? 私の人生これでいいのか!?」と考えるタイミングは誰しもありますよね?
そうでなくても、今や人生100年時代ですから、自分を見つめ直して、自分と向き合い、「幸せ」「収入」「生き方」「誰と一緒にするか」がもっともっと重要になってきます。
「人材価値」が問われる時代へ
「真面目だけが取り柄」「ちゃんと仕事する」「任せられた仕事はそつなくこなす」「根性でやりきる」「ノリと勢いで突破する」ことは、これまでの時代では大きくプラスでした。
ところが、ここに来て大きく時代が変化しています。長時間労働でがんばったらなんとか収入が成り立っていた状態から、法的にも働く時間の規制が入り、その代わりとして副業解禁が始まりました。
ここで、キーになる重要ポイントは、「いい仕事をする」「効率的に仕事をする」「一生懸命仕事する」というマインドから、「価値を提供する」というマインドにシフトする必要がある、ということです。
これは、自営業、経営者なら当たり前の考え方なのですが、多くの社会人の方にとって「大きな大転換」です。
例えば・・
- あなたは会社にどんな価値を提供していますか?
- あなたが所属しているチームは、会社のどの役割を担っていて、その結果会社にどんな利益やメリット、またはリスク回避の価値を与えていますか?
と聞かれて、即座に答えられれば大丈夫です。しかし、もしそうでなければ、「仕事している」ことと「価値を提供している」ことがあいまいかもしれません。
価値とは組織・チームの目的に役立つこと
自分の仕事内容や結果の価値を判断するのは、当然自分ではありませんよね。まずは上司であり、お客様です。
「がんばっている」のは価値ではなく、「価値が提供できているかどうか」ということです。
そのためには、目的(仕事を通じて何を提供しているのか。理念、ビジョン、ミッション)と、目標(今期はどこを目指すのか)、部署・チームの今の最優先課題は何かを自分が把握していないと「求められていること」と「提供しようとしていること」にズレが発生してしまいます。
(価値の話はかなり深いので、また機会があるときに書きたいと思います)
まずはこのズレをなくすことが最も重要です。目的・目標を明確に伝えるのが得意な上司もいますが、苦手な上司もいます。これは「個性の違い」が大きいのです。明確でない場合は部下から上司に聞くのが一番早いですし、会社の理念やクレドなどは、社員用の冊子が配布されている会社ではそこに明確に書かれているはずです。
価値にフォーカスにして成果を出すには?
「価値」にフォーカスしたときに、社会人も経営者に近い発想が求められます。それは「最小のリソースで最大の成果を得るのはどうしたらいいか?」ということです。リソースとは「資源」という意味です。「時間」「人手」「資金」「道具」「ITツール」「社内ノウハウ」「人脈」などです。つまり、「最小の時間とお金と労力で、最大の成果を出すにはどうすればいいだろう?」ということを考えるということです。
がんばって成果を出す=時間を消費する
がんばって成果を出そうとすると、どうしても時間というリソースを消費します。会社から見れば時間=コストなので、時間とお金の両方のリソースを消費してしまいます。
そこで、最も有効なのは「仕組みを変える」ことですよね。ITシステムの導入や、業務内容全般を見直すということです。これは劇的な成果を生み出す可能性があります。しかし権限を持たされていない限り、現場から構造的な仕組みを変えるには限界があるのも確かです。
才能・強みを使えば10倍の価値を提供できる!?
仕組みと共に、フォーカスすべきなのが「個性の違いによる才能・強み」です。私自身の経験から言えば、才能・強みを活かすことで今より10倍の価値を提供できるようになると確信しています。
平たく言えば、「得意とすることは極めて楽しく、集中してでき、成果も上がりますし、さほど努力もいらない」ということです。実感として分かるのは「周りからの評価が全く変わる」ということでです。
才能を意識して使ったことがない方は、懐疑的に思うかも知れません。しかし、私の経験では才能を使った時は「なんでそんな凄いことができるの??」と言われる成果を出すことができたり、逆の場合は「ダメダメすぎてひどい有様」です。
個性學で極めて強力な先天的才能が分かる
個性學は、一人ひとりが生得的に備わっている(生まれ持った)『特性や能力』を客観的に理解し、それを磨き発揮することで、社会の発展に貢献し自らも幸せになるために確立された《実践学》です。1971年、個性學の創始者(石井憲正)先生がその当時「適性」を知る方法が無いことに気づき悩み、それを解決するために「組織における適性と能力」の解明に着手し、「一人ひとりのしあわせ」・「スムーズなコミュニケーション」・「個人と企業(組織)の成長」をテーマに個性の研究に取り組み、その研究結果を総称して『個性學』と呼んでいます。
何気ない「わかりやすく話せるよね」と言われたことが仕事になり、事業になり、ライフワークになった
私の事例を挙げたいと思います。個性學では、様々な分類法があり、それらの組み合わせで個性=才能がわかるのですが、小学生のある日、叔母に「話がすごくわかりやすいね!」と褒められたことがあり、そのときには「???」しかなかったことを今でも覚えています。当たり前にできるのにパフォーマンスが高いことが才能ですから、自分自身では全く自覚がないので、「言われても意味不明」でした。
実は私自身、講師やトレーナーになるつもりは全くありませんでした。いつの間にか依頼が増えて、いまでは共育専門の会社を設立するまでになったのですが、実は個性學で調べると、それを予言するかのように、先天的に自分に才能として備わっていたのです。
私の場合個性學のある分類で、能力「c」があり、これはプレゼンテーションがうまい、内容をわかりやすく相手に伝える能力のことです。
また、個性では内面と外面があるのですが、内面が「大物志向・努力型」であり、外面が「城志向・悠然型」であるため、大衆に向けてあまり物怖じせず話せる才能があったのです。なるほど、スピーチとかセミナー講師は得意なんだということが分かりました。
それらは正直自分では苦手と思っていたことでした。しかし、それを受け入れて磨いたことで、まさかそれが仕事の柱になるとは思ってもみませんでした。
外面「城志向-悠然型」の個性である物怖じしないということは、逆を言えば10代や20代のころは「偉そう」とか「生意気」と見られがちですし、今振り返るとそうだったと思います。そうなると、サービス業は不向きと言えます。(確かに学生時代にアルバイトでホールスタッフをしたときは向いてないなと思いました)また、個性分析レポートで「サービスの適性」はほとんどないことが出ています。
個性學でわかる生得的な才能で価値を提供し、自分らしく輝き自立して生きていく
個性學を学ぶことで、一人ひとりが生得的に備わっている『特性や能力』を客観的に理解できます。そして、個性學を仕事や家庭で実践することで、個性=才能を磨く。そして磨かれた才能で社会の発展に貢献し、自らも幸せになる。とてもシンプルですが、とても「理」にかなった方法であり、自然法則に基づいていると思います。
ぜひ多くの方に、自分では気づかない才能を発揮して「新しい自分」と出逢ってほしいと願っています。
アースエレメント 代表・シニアトレーナー
個性學シニアエバンジェリスト 村上 燿市
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