アースエレメンの小笠原です(^^♪
今日は「個性・才能の発揮には環境が大事」と感じたことをテーマに書いています。
「事業部の売上目標達成の為の戦略会議、もっとみんなに積極的に発言してほしいんだけど・・」
発言するのは毎回同じメンバー。みんなが意見を出してくれるにはどうしたらいいんだろう？
こんな時、「もっと積極的に参加してよ！！」ということは簡単ですが、根本的な解決にはなりません(^^;
その状況はなぜ起こっているのだろう？
起こっていることには原因があります。そこで、チームメンバーの個性を調べてみました。
すると、発言の少ないメンバーは人志向のメンバーが多く、いつも発言しているのは城志向・大物志向が多いことに気付きました。（個性學の３分類）
人志向の特性を考えてみると、基本的には相手を尊重するスタンスで、協調性もあり、場の雰囲気も良く見ているので自分の意見を主張するよりも、場の流れを考えて発言するように見受けられます。またシリアスな場や、厳しい雰囲気の中ではちょっと萎縮する傾向があるようにも思えました。
そこで、人志向のメンバーでも発言しやすいように、安心、安全な場を設けてみることにしました＾＾
会議の方向性を変えて、起こった変化
私が試みたのは、戦略会議のような固い打ち合わせ形式ではなくディスカッション形式で、気軽に話せる場にすることでした。
みんなが集まった場で、まずはこう伝えました。
今日は「どうしたら目標達成できるか」という難しい話ではなくて、
・自分がサービスを受ける側だったらどう感じるか？
・どんなサービスがあると嬉しく感じる？
・どんな販促・施策だったら自分たちも楽しくできる？、などどんなことでもいいから、自由に思っていることを話してほしい。
すると、固くて沈黙が多かった以前の戦略会議とは打って変わって和やかな雰囲気に。
みんなが楽しそうに話す様子、そして今まで出てこなかった、新しいアイデアの数々・・
・漫画を使ってサービスをわかり易く説明したらどうか？
・自社のキャラクターがあると、親しみを感じるかも！
・SNSを活用して、みんなの活用方法を面白く配信するのはどう？
僕は、学生時代SNSのイイね！を集めるの得意だったので、配信やってみたいです！！など・・
イイね！それやってみよう！ぜひ、やりたい！と、前向きな雰囲気の中、担当も割り振って会議を終えることができました。
個性を発揮できる環境は作ることが出来る
今回は〈人志向のメンバーが会議の中で無理なく発言できる場づくり〉がテーマでした。
実際に良くあるケースは、どんな場でも自分の意見を言えてしまう「城志向、大物志向」が、あまり発言しない人志向に対して「なぜ自分の意見をもっと言わないんだ」と、責めてしまうことです。そんな風に言われた人志向は萎縮してしまいます。
本来、「人志向」は、個性３分類の中で、最も「発想力」の才能のある個性で、困った時、人志向の発想力に助けられることは良くあります＾＾メンバーが持っている素晴らしい才能をどうしたら発揮できるのか。「環境づくり」を意識してみてはどうでしょうか？
自分以外の個性のことは、思っている以上にわかっていないもの。
大切な社員、仲間の個性を活かしていくために＾＾
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