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スター性を捨てたからこそ、圧倒的なスター性を確立し〝個性の発揮〟の先駆けとなったSMAP。メンバーとファンの関わりを個性學の視点で分析!!

· 個性學Labo

「個性を発揮するのは何のため?」...

作られたスター性ではなく、ひとりひとりが個性を発揮し、たくさんの感動を届けてくれたSMAP

そんな彼らと〝共に生きる〟という関わり方を送ってきたファンが起こした行動とは?!

国民的グループと称されたSMAPの軌跡を個性學の視点で分析しました。

1988年に結成され2016年に解散、お茶の間の顔として日本全国の老若男女から幅広い支持を得て「国民的グループ」と称されたSMAP

デビュー当時の1980年代は、アイドルの大衆化が推し進められ、それぞれの個性を抑制して与えられた役割を演ずる「仕立てられたアイドル」は限界を迎えていました。

また、アイドル業界全体が下火となる中でのデビューシングルは、ジャニーズ事務所始まって以来の最低枚数の売上だったそうです。

その後、事務所が距離を置いていたバラエティ路線に積極的に売り込み、〝作られたスター性〟ではなく〝カジュアルな身近さ〟を演出し、総合エンターテーナーの路線を追求することにより、従来のアイドルのような夢の世界の住人ではなく、日常を生きる、いわば「SMAPという職業」につく普通の人物としての側面を持つようになったと言われています。

そしてファンは、SMAPのメンバーの歩みや変遷を楽しみ、〝共に生きる〟という関わり方を送るようになり、このようなアイドルとファンの接し方は、2000年代以降のアイドルの主流になったそうです。

近年、国の内外での地域間・企業間競争が激しくなる中で、自らの強みを活かした特色ある個性的な取組みが選択されることが多くなりましたが、SMAPはその〝個性の発揮〟の先駆けとなったグループだったのではないでしょうか。
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SMAPメンバーの個性は

  • 中居 正広 H 努力 - 悠然 鋭 d-j
  • 木村 拓哉 E 夢想 - 敏感 独 e-d
  • 稲垣 吾郎 E 実益 - 独自 奉 f-g
  • 草彅 剛 H 挑戦 - 実績 義 f-a
  • 香取 慎吾 E 独自 - 自然 外 i-d
  • 森 且行 H 敏感 - 独自 堅 f-h
個性學3分類でグループを分けると
■城志向
木村 拓哉、稲垣 吾郎、香取 慎吾
■大物志向
中居 正広、草彅 剛、森 且行
〝自分らしさや自分のペース〟を大切にする城志向と、〝可能性〟を大切にする大物志向のグループだったことが分かります。
〝周囲と仲よく生きていきたい〟という方向性を持つ人志向がグループ内にはいませんでしたが、2016年に社会を騒然とさせた解散騒動では、SMAPファンがクラウドファンディングを行い「SMAP大応援プロジェクト」として、朝日新聞朝刊に「いつもたくさんの愛と勇気をくれたSMAPへ」 から始まる8ページの応援メッセージ公告が掲載されました。
〝信頼〟を大切にし〝これから必要なことを作り出す〟ことが得意な人志向の役割を、ファンの方達が果たしていたのではないかと感じられる出来事でした。
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また、個性學2分類でグループを分けると
■希望型
稲垣吾郎、香取慎吾、草彅剛、森 且行
■リスク型
中居正広、木村拓哉

この個性學2分類は、仕事のマネージメントにかかせないことのひとつです。

新しいことへの取り組みが早く「やってみたい。こうしてみよう」とチャレンジする希望型に対し、リスク型は、問題点に気づき改善していこうとし「万が一のことを考えて、これを解決してから」と考えます。

今年3月に事務所を退所した中居氏は、インタビューで「SMAP解散のあと、事務所に残ると決めた理由は?」という質問に対して
「具体的にこれだ、これ一つ、という理由はないんだと思います。やっぱり、5人だったので。自分のこともそうですけど、残ることがもしかして、3人(2016年に退所した稲垣氏、香取氏、草彅氏)にとっても、会社にとっても、僕にとってもと思って、僕は残ったんじゃないかと思います。」
と答えています。
当時、最大限のリスクを考え、今はそのリスクが解消されたからこそ、新しい門出を迎えたのだと推察されます。

数々の名曲・ドラマ・バラエティで楽しませてくれたSMAPですが、中でも豊かな個性の喜びを歌った「世界に一つだけの花」は、SMAP初の200万枚の売上を記録しました。

ひとりひとりが個性を発揮し、表現していたからこそ、より多くの人に共感を得たのではないでしょうか。

個性學を学ぶ前の大切な三カ条として

  • 人の真似はしない
  • 人と比較しない
  • 人を羨ましがらない

とあります。

ひとりひとり最高に輝く個性を、誰もがみんな持っています。

自分を知り、相手を知り、違いを受け入れていくことが、個性を発揮する第一歩となるのではないでしょうか。

参考記事 Wikipedea

合同会社アースエレメント 個性學Labo
記事担当(悠然・実益)

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アースエレメントでは、単に「知識をお伝えする」ことではなく、「共に学び成長する『共育』を通じてこれからの時代に貢献していきたい」との願いから活動しています。

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