幕末の風雲児として国民的な知名度と人気を誇る坂本龍馬。
薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に大きな影響を与え、〝新しい日本の幕開け〟のきっかけをつくったといわれています。

坂本龍馬の個性は G 努力 - 敏感
当時の幕府は外国の要求を拒絶する力が無く、諸藩をまとめる力も弱くなっていました。しだいに、このような幕府では日本を守れない、幕府を倒して天皇の下に統一された国家が必要だと考える人々が現れ、龍馬もその一人です。
龍馬は「世界に出たい」という自分の夢に向かって動いた人でもありましたが〝新しい日本の幕開け〟という大業を成し遂げられたのは〝柔軟性〟と〝行動力〟そして〝新しい時代への明確なビジョン〟があったからと言われています。
大物志向(個性學3分類)は、自分の感性に響くもの、心、願望を大切にします。
また、大物志向が成長する条件として〝大きな目標〟が必要不可欠で、多くの仲間と一緒に、同じゴールを目指していきます。
新しい時代のうねりの中で、同じ志をもつ仲間とともに、大物志向が大切にする〝一体感〟を龍馬自身、感じていたのではないでしょうか。
そして、龍馬は数多くの名言を遺していますが、そのひとつとして、
何の志も無きところに、ぐずぐずして日を送るは、実に大馬鹿者なり
とあります。
権力型(個性學6分類)は、いつも元気で大きな目標に向かってくために、どんなことでもトライしていきます。
また、頭の回転が早く、行動力があり、器用さもあるため、色々なことを同時に進めることができる才能があります。
心を大切にし、素早い行動力で、目標にむかっていく才能が、龍馬の言葉から感じられます^ ^
また、龍馬が遺した言葉の中でもっとも有名な句として
世の中のひとはなにをぞ言わば言え 我が為すること我れのみぞ知る
とあります。
「世間の人は、自分(龍馬)の事を言いたければ勝手に何でも言えばいい。 自分がやることは自分が知っている。」と言う意味だそうです。まさに〝不言実行〟を得意とする努力型(個性學12分類)の言葉だと感じました。
そして、口先の駆引きは苦手で、行動、実践に全力投球し自分の存在感を示す努力型の才能が感じられます。

特に権力型(個性學6分類)は、ときどき不安になるのでフォローしてくれる人が必要で、龍馬にとって、師である勝海舟や幼い頃から支えてくれた姉の乙女は、とても大きな存在だったのではないでしょうか。
多くのビジネスシーンで働き方改革、生き方改革などと謳われていますが、その中でも、「まず自分の個性を知る」ということは、私たちがこれから新たな時代を創っていくうえで、ひとりひとりが大きな役割を果たしていくきっかけになるのではないでしょうか。
アースエレメント 個性學Labo
記事担当(悠然・実益)
参考資料
Wikipedia
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